
エアプランツは、土が要らない植物として屋内で栽培しやすいおしゃれな植物として人気です。
”エア”というのは土がいらないとか風通しが良い環境を好むということであって、空気中の水分だけで水やりなしで育つというわけではありません。
適切な水やりと環境を工夫してあげれば簡単に育つ植物です。
※栽培の難しい種類もありますが、そういった種類は高価です。よってお手頃な価格で入手できるものは全て入門種と考えて良いです。
水やりの頻度
週2から3回を基本として、風通しの良い乾きやすい場所で育てている場合や、初夏や秋口など生育の早い季節は最大で一日1回あたえます。
逆に、真夏や真冬など過酷な季節は週2回から3日に1回と少なめにするとよいでしょう。
水やりの方法
霧吹きで色々な角度からたっぷり吹きかけて、水が何滴かしたたるぐらい濡らします。
置き場所
日当たりの良い窓のレースカーテン越しぐらいの明るさが最適とよく言われています。
直射日光があたると葉焼けしてしまいます。暗すぎても生育が悪く腐りやすくなります。
夏に屋外に出す場合は日陰で涼しい場所にします。
冬を屋外で耐えることはほぼ不可能です。暖かい室内で乾かし気味に管理して冬越ししましょう。
風通しが良いところを好みますので、気温が良い時には窓を開けておくと良いです。
サーキュレーターで風が動いている部屋は理想的です。その場合は水やりの頻度を高めることができます。
ただし,エアコンの直風を当てるのはNGです。
肥料
肥料はほとんどなくても大丈夫な植物たちです。
枯らさない管理方法が分かるまでは肥料はあげないのがおすすめです。
ただ、上手に肥料をあげることができれば一気に成長させることができます。
肥料をあげすぎると枯れることがあるので薄く与えることを心がけてください。
梅雨から初夏や秋口など必ず生育が旺盛な季節にだけ与えてください。
ハイポネックスなどの草花用の液肥を草花用より10倍程度に薄めて水やりに使用するのがおすすめです。
完熟堆肥を細かく砕いて葉の間にパラパラとふりかける方法も良いです。
花が咲いたら
開花したら親株は枯れますが子株が生えてきますのでそのまま育てましょう。
子株が大きくなったら根元から切り離して同じように育てます。
種類によっては子株を切り離さずに群生させてクランプにすることもできます。